断食しても生きていける理由について
緑牛アラマキはシルエットでの初登場時に面倒で三年も何も食べていないという事とその通り名からして植物系能力者であり光合成で栄養補給しているのだろうと言われていました…
彼がロギア系モリモリの実の能力者であると判明した時にその答えは出ていたとも言えるわけですが、第106巻のSBSにてそうであると明言されました。
ロギア系能力者は自然そのものになるわけですから、森という自然そのものになった能力者が森と同じように光合成で生きていけるというのは非常に理にかなっていますよね！
しかし、アラマキのセリフから三年前には何か食べているようですから、普通に飲食するのは可能で、それも森の養分になるのでしょう…
しかし、そうなるとアラマキには弱点がありそうな気がします。
アラマキは森ですから火には弱いはずですが、それについては燃えにくい植物を外側に纏うみたいな感じで対抗策を立てているようですが、火からは守れるとして、毒や細菌には弱いのではないでしょうか？
光合成や敵から養分を吸い取る能力がは完全にコントロールできていそうですが、何だかティーチのヤミヤミの実の能力の敵からの攻撃によるダメージをも引き寄せてしまうというような
デメリットがありそうな気がします。
植物は毒や細菌、また害虫には脆かったりしますが、それがアラマキの意外な弱点になってしまう可能性はありうると思います！
アラマキ本人は自分の能力にかなりの自信があるようですが、これまでの傾向から能力に絶対の自身を持つ者は意外な天敵が現れる事によって窮地に陥ったり敗北したりしますが、アラマキはもしかしたら明らかに格下である敵によって倒されてしまう未来もあるんじゃないかと思いますね…
また、光合成をするには水が必要なはずですが何も食べないにしても水はたくさん飲む必要があるでしょうね！
しかし、アラマキのイメージから水ではなく酒ばかり飲んでいそうな気もします…
また、火にも強いとは言いながら火気厳禁と言える森の能力者が喫煙者であるというのも面白い要素だなと思いますね…
また、今回のSBSでは死川心中の刺青についても説明されていますね！
死川心中の意味について
アラマキは身体に大きな『死川心中』という四文字の刺青を入れていますが、その意味はまだ明らかにされていない…
しかし、今回のSBSではその意味が少し語られています。
『死川心中』は『品川心中』という落語の演目の一つを元ネタとしているようです。
それからして、もしかしたら『しせん心中』ではなく『しなずがわ心中』だったりするのかも知れないなと思っているのですが、この品川心中は上と下の二部に分かれていて、現代では上の部分のみが披露される事が多いみたいですね…
ある遊女が何かの行事の為にお金を出さないといけない状況の中、そのお金が無く後輩の遊女に馬鹿にされたのがやりきれず自殺を考えるが一人で死ぬのは嫌なので心中相手を探し、一人のぼんやりとした男に無理矢理心中相手を押し付けてカミソリで首を切って心中しようとするが、男は怯んで嫌がり、それではと川に身を投げて心中しようとするが男はこれも拒んだ為に遊女は男を川に蹴り落とす！
しかし、その直後に遊女に金ができて死ぬ必要が無くなってしまうというのが上能力内容で、下は生きていた男が遊女に仕返しするという内容になっているようですが…
SBSでは、これを元ネタとしてアラマキには女性絡みで悲しい過去があるようですと説明されています。
もしかしたら、アラマキは昔大好きだった女性と心中しようとして失敗したか、騙されたというような過去があるのかも？
または、助けようとして助けられなかった恋人の仇討ちの為に生きているが、心はすでに恋人の後を追っており、仇討ちを果たしたら本当に自殺するつもりだとか…
その思いがあの四文字の刺青に込められているのかも知れないとも思います。
今回のSBSでは彼が掲げている正義についても明らかにされていますが、それはそういう過去に根ざしているのかも？
彼の正義は『死ぬ気の正義』であるようですが…
死ぬ気の正義の意味は？
アラマキが掲げる正義は『死ぬ気の正義』だと明らかになりましたが、それは一体どういう正義なんでしょうか？
おそらく、先程書かせて頂いたようなアラマキの悲しい過去に根ざしたものであろうかと思いますが、死ぬ気とは自分の命など顧みずに何かを成し遂げる決意や覚悟を現すような言葉ですよね…
死ぬ気で己の正義を貫くというのは、彼がサカズキの『やるからには徹底的にだ』という姿勢が好きだと発言しているのに繋がりますよね…
アラマキはワノ国で非加盟国には人権は無いという完全に世界政府側の思想を持っている言動を見せていましたが、半面、そういうルールを作っている天竜人に忠誠心があるというわけでもなさそう…
何を死ぬ気で貫こうとしているのか？
個人的にはアラマキが死ぬ気で貫こうとしているのは人間の命の価値の優劣ではないかと思います。
徹底的な姿勢が好きだというアラマキですが、人間はどんな立場だろうと極論は生きるか死ぬかになりますよね…
もしかしたらアラマキはそういう極論を他者にも押し付けるような性格なんじゃないかと思えます。
つまりは自己責任論の極致で、今自分がいる立場は自分が選んだもので、それでどう境遇になろうとも、また死ぬ事になっても誰も恨めないという考えを持っているんじゃないかと思うんですよね…
もしかしたら、過去に美人の女海賊に騙されて利用され最後には捨てられたとかいう経験があったりするんじゃないかと想像しているのですが…
めちゃくちゃ真面目な男が愛した女性に裏切られて変わってしまったとか、そんなタイプじゃないかと思っています。