エース ワンピースはキッド、ロー、ベッジに注目していた?
エースはヤマトに海の新興勢力について語っていますが、それはキチンと情報収集をしていた事になりますな。
しかし、これがエースでなくルフィだったとしたら、おそらくちゃんと語れていなかったと思います(笑)
麦わらの一味は基本的に情報収集にはあまり気を使っておらず、行く先々で聞いた噂や世間的な常識や通説などを知っているくらいで、ルフィがあまりに知らなさ過ぎるだけであるように感じます。
まあ、他所は他所、ウチはウチと言ったような方針でしょうし、まあ、新聞もありますしね。
しかし、一応ロビンあたりは情報に強いようですから、最低限の情報は得られているのでしょう。
情報も海賊の武器の一つであり、ビッグ・マム海賊団はかなり情報戦に強いようですから、やはり海賊団を大きくしようと思うなら、情報は武器であり防具にもなりうる…
エースはその辺、アンテナをちゃんと張り巡らせていたんでしょうね!
と考えると、エースも小規模でなく四皇のようなカイドウの数万規模の軍団のようであったり、リンリンの一つの国を形成するような大規模な海賊団を作る夢を持っていたのかも知れない。
しかし、白ひげの息子となり白ひげ海賊団の一員となったなった為に考えを改めて白ひげを海賊王にする為に戦っていた…
エースは白ひげ海賊団に入ってから白ひげにカイドウを攻めようと直訴していたようですが白ひげは犠牲が大き過ぎると却下していた。
白ひげは病におかされていて、おそらく自分の死期が近い事を感じていたでしょうから、エースに後を継がせ、エースがカイドウを攻める選択をして、みんながついていくなら、それでいいと考えていたのかも?
話はずれましたが、エースはちゃんと情報を気にするタイプだった事がわかりますな!
まあ、あくまで比較対象がルフィというレベルでですが…
エース ワンピースと最悪の世代
エースはサウスからキッド、ノースからロー、ウエストからはベッジという猛者が出てきているみたいに語ったようですが、まもなく船出するだろう弟のルフィがその中心になっていくだろうとも語っています。
それは、最悪の世代到来の予言みたいに聞こえますよね!
現状はエースが挙げた三人はみなルフィと繋がっており、同じく名前が上がったキャベンディッシュはルフィの傘下に入っています。
エースの『予言』は当たっていると言えるでしょう。
ルフィに関しては贔屓目もあるのでしょうが、エースはやはり幼い頃からコイツはただ者じゃないと、何かを感じていたのかも知れませんな!
エースは手のかかる弟だと言っていましたが、それは裏を返すと力になってやりたいと思わせる魅力がルフィにはあると言う事で、おそらく自分も含め多くの海賊がルフィの『友達』になるというような予感があったのではないでしょうか?
まあ、そうは思いながらもエースはルフィを含めた全ての海賊の頂点に立つつもりでいたとも思いますが…
エース ワンピースと最悪の世代
ヤマトとエースのやりとりに航海日誌の話は出ていないように見えましたが、やはりエースは『D』の意味を知らずに逝ったのでしょうか?
白ひげはロジャーからそれについては聞いていましたから、白ひげは知っていて、それが頂上戦争でのワンピースは実在するという発言に繋がっているはず…
ヤマトとの会話でその話が出なかったなら、エースは白ひげから聞かされるしか知る道はなかったでしょうから、エースはその数奇な運命の意味を知らずに逝った事になる…
しかし、多くの大物達が早くから時代はうねり始めていると気づいているような節がありますから、エースはDとかワンピースとか巨大な戦いなんか関係なく、ルフィとそれに巻き込まれる人間達が世界を変えてしまうようなイメージを持っていたのかも?
エースがDの意味を知っていたなら、その後の生き方も微妙に変化して早世する事もなかったかも知れません。
しかし運命論で言えばそうなるように決まっていたわけですから、やはりエースがあの時に逝った事には意味があると思われます。
エースの意思はルフィに確実に受け継がれているはずで、ルフィは運命の導くままにワノ国にやってきた。
ヤマトは航海日誌を読み、その中の何かの情報からルフィが父を倒すためにワノ国にやってくると確信していたから、ずっと待っていたんでしょうね!
それもまた、ヤマトがエースと出会っていたから導き出された希望だったのかも知れませんな!