ザ・ファブル The second contact 83話「かすり傷の男・・・・。」

ザ・ファブル The second contact 83話「かすり傷の男・・・・。」

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ザ・ファブル The Second Contact 83話 が正式リリースされました。ザ・ファブル The Second Contact 83話の重要な内容をおさらいしましょう。

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太西公園で起こった元ファブル対ルーマーの戦いが終わった。戦いの終盤、ファブルのボスが連絡を入れ、ルーマーは実は15年前には潰されていて、山岡が運営を引き継ぎ、さらにファブルのボスが引き継いで運営していた組織だと明かされた。ルーマーの男は、アザミと佐々木を殺せるチャンスがあったのに仕留めなかったことを見抜いた佐藤に「こっち側じゃないのか?」と言われ、思い悩む。そして、それぞれ帰る場所に帰っていった。

以下のリンクからストーリーを読むことができます。

ザ・ファブル The Second Contact 83話あらすじ

家に帰ってきた佐藤は、ミサキに傷の手当を手伝ってもらっていた。佐藤は公園で起こった事の詳細を言わないが、仲間も怪我を負ったが元気にしていると言うと、ミサキは安心した。
ミサキ「アッくんの言うちょっとのとこが引っかかるけど・・・・ でも―――大丈夫で元気ならよかった―――! アッくんの この傷もちょっとなんでしょ―――?」
佐藤「かすり傷だ―――」

倉庫では撃たれたアザミがユーカリに手当をしてもらっていた。ユーカリの刺し傷は洋子に縫ってもらったことで出血も止まったという。
アサミ「アイツは頼りになる! ヨウコが男だったら アキラより凄かったかもな」
ユーカリ「俺はもう頭が上がらねえや―――・・・・」

続きを読む:  ザ・ファブル The second contact 第84話 限界の男・・・・

アザミが殺しを行ったことで、アザミとユーカリは街を出て離れ離れで暮らさなければならなくなった事は、まだアザミは知らないが、ユーカリがタイミングを見て言う事に決めていた。

少し離れたソファで2人の様子を見ていた鷹一とクロ。
鷹一「結局―――あの二人の力に頼って―――迷惑かける事になっちまった―――・・・・」
クロ「流れ上―――仕方なかったですよ――― 表向き真黒組と紅白組ですが―――実際はファブル対ルーマーだったんスから・・・・」
鷹一が佐藤達を巻き込んでしまった事を後悔していたが、相手が殺し屋組織を出してきたから仕方のないことだったとクロがフォローした。

オクトパスに帰った洋子は、一人で酒を飲んでいて田高田社長の起床時間を待っていた。そこへ洋子に電話がかかってきた。出ると、相手は佐々木だった。
佐々木「結婚するんだって?」
洋子「でも結婚はまだ先よ! 相手にその気がまったくないの~」
洋子は助けに来てくれた礼を言う。佐々木はマツに教えてもらった闇サイトで太西市で殺しに関する依頼を見て、洋子に影響があるかと思って駆けつけたという。
洋子「いろいろと点と点が繋がるわね~」
佐々木「一言―――「おめでとう」を言うつもりだったが まだ時間がかかりそうだな」
洋子「そういうのじゃないの――― 一緒にいるだけで幸せなの―――」
佐々木「そうか――― だったら―――「おめでとう」だな」
洋子「ええ――― ありがとう」

ルーマーの男は、松代に報告に来ていた。
松代「はぁ? 負けた? はっ? 何言ってんの おまえ―――・・・・」
ルーマーの男は無言で、しかし松代をしっかりと見ながら立っていた。

第83話の振り返り

引っかかる女と
「ちょっと」の男・・・・。

佐藤はミサキに傷の手当を手伝ってもらっていた―――。佐藤は事の詳細は語らないが、仲間達は怪我を負いながらも元気だと言うと、ミサキはその言葉を聞いて安心した―――。

ザ・ファブル the Second Contact 83話 1

佐藤の出す指示は調理方法のようだが―――知恵と工夫である物を使って手当をする―――。あとは免疫力で治すというが―――ミサキにはこういう事に免疫は無いのに―――。そっちの心配をしたほうが・・・・。

ザ・ファブル the Second Contact 83話 2

「ちょっと刺されたが大丈夫―――」「ちょっと撃たれたが元気だ―――」。もしかして「ちょっと」をつければOKだと思ってやいませんか―――? おかしいやろッ! 刺された、撃たれた、て~。「ちょっと」と付け加えたのはミサキに気を使ったのか―――? それとも業界では、治る怪我なら「ちょっと」扱いなのか―――?

で、ミサキに撃たれて貫通した傷もちょっとなんでしょ?と聞かれたら―――

ザ・ファブル the Second Contact 83話 3

これをかすり傷って言ってしまったら―――アザミやユーカリが佐藤と同程度の怪我を負ったことがバレるやん―――! 佐藤は正直に答えていて、佐藤にとってこれはかすり傷扱いなんだろうな―――。佐藤はちょっとラップじゃなくてオブラートに包んで、ものを言えたらいいのに・・・・。でもそれが佐藤の魅力、か―――。正直に答える佐藤を見て、ミサキの顔もなんだかんだで幸せそう~。

傷が心配な男と
これから負う傷が心配な男・・・・。

倉庫では、ユーカリがアザミの怪我の手当をしていた―――。

続きを読む:  ザ・ファブル The second contact 第85話 委ねる男・・・・。

ザ・ファブル the Second Contact 83話 4

かすり傷のはずなのに、病院行くか?と心配するほどになってるやん―――ッ! 全然「ちょっと」じゃない~。それとも―――これから離れて住むことを思って、ユーカリが必要以上に心配してるのか―――? ユーカリだけがやたら騒いでいるように見える―――。入院すれば別れが伸びるかもという目論見もあったりして・・・・。2~3日様子を見るのは、ユーカリにとっても別れの話をするキッカケを見る日々になりそうやな~。

佐藤はミサキに、ユーカリは洋子に手当してもらったのに、アザミを手当してくれるのはユーカリだなんて・・・・。これからは本当の天涯孤独くんになってしまうのに・・・・。

迷惑をかけたくない男と
迷惑をかけ続けてきた男・・・・。

佐藤達はファブルのボスが仕掛けていた、手に埋め込まれたチップを取り除いていなかった―――。

ザ・ファブル the Second Contact 83話 5

チップ取ってないのか―――。今までやってきた事を考えれば・・・・ってことか―――。恨みを買う仕事をしていたからな~。クロは洞察力が上がったか―――? 毒使いに攫われそうになって こんなクロなら、ハコスカをスクラップにして鍵だけを持ってくるなんてことはしなさそう~。海老原は、あの頃のクロにチップを埋め込んでいれば防げたのになぁ・・・・と思うだろうが―――。

川萩と静の二人は「松代がどうなるか―――」待ちだが、鷹一から動くことはないのか―――? あとは任せるのか―――? 松代に土産を持っていきたい木志田はどう動くのか―――。鷹一はそっちのほうでビシッと決めるか~? 組長代理として―――。

「おめでとう」の男と
かよわい女・・・・。

洋子に佐々木から電話がかかってきた―――。佐々木は洋子が結婚すると聞いて祝福の電話をかけたということだが―――

ザ・ファブル the Second Contact 83話 6

かよわいか―――? 酒に強いところは隠してないが―――あれだけ男勝りの飲みっぷりを見せたらかよわいとは思わないが―――。かよわい女ではなく―――よわない女やん―――ッ!

佐々木から結婚のお祝いはまだ先だなと言われたが、洋子は「一緒にいるだけで幸せなの―――」。

一緒にいるだけで幸せ―――。弾が貫通した怪我がかすり傷と言う夫でも、一緒にいれるだけで幸せ―――。そういう相手が見つけられれば「おめでとう」だし、一緒にいられるならさらに「おめでとう」―――。佐々木も殺しを止めるのか―――? 洋子がタコちゃんと幸せに暮らせるようになれば、佐々木も助けに来なくていいようになる―――。結果、佐々木にも殺しを辞められて「おめでとう」ということになるのか―――。

「ありがとう」の兄妹・・・・。

「一緒にいるだけで幸せなの―――」と聞いた佐々木は「だったら「おめでとう」だな―――」と祝福し、洋子は「ええ―――ありがとう」と返した―――。

第2部の1話ではレンタルおっちゃんの仕事を始めた佐藤が「ありがとうの言葉のためにやっている」と言っていたが―――

ザ・ファブル the Second Contact 83話 7

今回の話では佐藤兄妹の二人共「ありがとう」の言葉を口にしている―――。今まで存在を消して、恨みも買うような仕事をしてきた佐藤が、レンタルおっちゃんの仕事を始めて「ありがとう」と言われて、人から必要とされる人になって嬉しいということだろう―――。そして「ありがとう」と言える、自分にとって必要とする人が出来た、傷を見せられる人が出来たということは―――ふつうの人として―――成長したんではないか―――?

リアクションの男・・・・。

ルーマーの男は、松代に公園で起こった事の報告に来ていた―――。

ザ・ファブル the Second Contact 83話 8

あの一発ギャグ「パッ」をやる余裕もなく、素になってもうてる―――ッ! でも、そら「はぁ?」だろ~。殺し屋が殺し屋と闘ってきて、大きな怪我も見えない状態で帰ってきて「負けました」と言われたらこのリアクションやろ~。やっと女捕まえてきたと思ったら毒が効いてなくて頬に穴空くし、手榴弾を止められなくて爆破事件を起こして事情聴取追加されてしまうし、もう一度チャンスを上げてさらに懸賞金上乗せしたのに今度は負けたって言ってくるし・・・・。さらにスパイとして雇った木志田も全然役に立たないし―――・・・・。松代は悪者だが、ここまでいくと可哀想になってくるな~。松代には「ありがとう」の言葉を言えるような状況がなんにもない―――。これはキレるを通り越して呆れる境地まで行ってしまう―――。松代のリアクションは間違っていない―――。芸人のジャッカル富岡も真似したくなるほどの、素が出た良いリアクションだ―――。コメンテーター業を始めたジャッカル富岡―――ワイドショーで大谷さんの活躍を散々報じたVTRの最後に「なお、エンゼルスは敗れました」と締めくくられてスタジオに戻ってきたら―――

ザ・ファブル the Second Contact 83話 8

この松代のリアクションが使えるぞ~。

このルーマーの男はどうするんだ―――? 「自分だけ命を乞うつもりはない」と言っていたから、ケジメをつけにきた―――? ここで終わり、この仕事で最後にするのか―――? ルーマーは実はファブルのボスが運営していた組織だったとまでバラすのか―――? 松代にこれからは殺しをやめる宣言もするのか―――? 松代にその宣言してもまた「はぁ?」と言われるだけだが・・・・。

佐藤に「殺しを止めたら心が晴れる。人のために動いている俺達を見て、羨ましかったんじゃないのか?」と言われ、今までの何よりも心に刺さったんだろう―――。

ザ・ファブル the Second Contact 83話 9

それは殺し屋にとってかすり傷ではなく致命傷だった―――。一緒にいるだけで幸せ―――。このルーマーの男は誰と一緒にいると幸せを感じていたのか、何のために心が晴れる思いをしたいのか―――。ルーマーの男が出した答え、佐藤の言葉に対してとるリアクションは―――― どっちにしろ松代から絶対「ありがとう」って言われないだろうな・・・・。

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