呪術廻戦249話をレビュー: 後悔と決意

呪術廻戦249話をレビュー: 後悔と決意

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呪術廻戦 249話をレビュー: 後悔と決意 | 前回は宿儺が虎杖の成長を確認し乙骨が参戦する様子が描かれましたが、宿儺が羂索の意思を継ぐという最悪の展開に…

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呪術廻戦249話をレビュー: 後悔と決意

羂索の保険

前回は宿儺が羂索の意志を受け継ぐという展開が描かれましたが、今回は冒頭からそれに関する話は少し遡り、乙骨と羂索の最期のやり取りの様子が描かれています…

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羂索は乙骨に首を斬られたわけですが、最期に自分の意志は受け継がれるという言葉を残すまでは以前に描かれていましたが、その後の様子…

羂索はやはりすぐに絶命したわけではなく、首が切り離された状態でも会話できています。

それからして、やはり夏油の肉体を操っていただけだったのだというような事を改めて感じさせられますが、同時に羂索が人間の枠を超えた存在であった事も改めて感じさせられます。

おそらく自分も含め、羂索…というか羂索の意志にとって他者とは全て『おもちゃ』だったんでしょうね…

楽しい事をする為には道具が必要であり、彼にとっては人間がその道具だったのでしょう…

高羽とのやり取りを見るに羂索はある意味、非常に人間臭いところもあったわけですが、その思考はやはり人間の範疇を超えていたとしか思えない…

やはりどうやっても生かしてはおけない存在だったわけですが、羂索を始末しても状況はそんなに変わらないというところ…

また首と身体が離れた事により夏油の肉体は羂索の支配を失い、それにより呪霊操術の暴走が始まったようです!

無数の呪霊達が乙骨に襲いかかり、乙骨はリカにも指示を出し迅速に対応します。

乙骨はそれを予想していたようで冷静に対処しているようですが、その数は多く、これはおそらく乙骨で無ければ凌ぎきれなかったものと思われます。

乙骨はリカに呪霊達の掃討を任せて長居は無用と高羽の遺体の回収に向かったようですが、そこで何やら気持ち悪い姿に変貌した羂索と再び遭遇…

羂索はコガネに死滅回游のルール追加をする…

天元による人類との超重複同化の発動権は伏黒恵が持つこととする

これは前回宿儺も言っていましたが、簡単に承認され発動権は伏黒に移行したようです。

羂索は自分はもうそれを見る事もできないのに、何故それほどまでそれに拘るのか理解し難いですが彼にとっては大きな意味があるんでしょうね…

伏黒の肉体にするという事は宿儺は絶対に倒される事がないという確信があるからなんでしょうが、宿儺とは事前に継承の儀式を済ませているようで、宿儺も納得の上みたいですね…
なんでそんな事を納得したのか分からないですが、宿儺も面白いと感じでいるという事…?

で、最終的に天元様を宿儺に送り譲渡した事で羂索の意志は完全に宿儺に受け継がれたみたいですが乙骨はそれを止められず最終的に羂索の頭を刀で突きトドメを刺します…

羂索は乙骨に最後の遊び相手が高羽でよかったと言っていますが、それは本心なんでしょう…

羂索もある程度満足して逝けたんでしょうね…

また、あとは君たちが楽しむ番だというような事をいい、きっと楽しいよというのが羂索の最後のセリフとなったようです…

後悔と決意

話は現在に戻り、乙骨は羂索の意志を継いだ宿儺と対峙しているわけですが、確かに羂索は仕留めたものの、大勢を帰る事ができていない乙骨は日車の死を確認し、自分の判断が間違っていたのではないかと考えているようです…

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乙骨は宿儺の反転術式の出力が戻り始めている事から再び領域展開できるほどに回復するのは時間の問題かも知れないと冷静に状況を見据えながらも、やはり自分の判断がもたらした結果に何らか気持ちの踏ん切りをつけようとしているようです…

羂索を討ち取りはしたものの素人と言えた高羽を犠牲し、更に超重複同化を阻止するには至っていない…

同じく素人である日車の犠牲にしても、自分がこちらに残って処刑人の剣のプランを全力でサポートするべきだったんじゃないか?

羂索への奇襲は真希でもよかったんじゃないか?

何らかの結果と直面した時、人はそうやって回顧したりしますよね…

望ましい結果であっても、もっとやれたんじゃないか?
望ましくない結果であっても、もっとやれたんじゃないか?

それが次に更にいい結果を出す為のプラスな回顧ならいいですが、マイナスだと後悔している事になりますよね…

ナイーブな乙骨の性格からして明らかに後悔している事になると思いますが、その時にそういう行動を選択したのも実力ですから、今の結果を見て後悔するのは言い訳を作る為の理由の後付けに過ぎず、今やる事ではないですよね…

乙骨は結果的に羂索の呪霊操術の暴走は渋谷での呪霊放出を最大規模と仮定して、人的被害なく食い止めるにはリカの力が不可欠であり自分が行くしかなかったという結論に達して後悔を断ち切ったようですが、やはり五条を失った事により乙骨は精神的に強くなっているように感じられますね…

乙骨は迷いを断ち切り、宿儺との戦闘に突入します!

乙骨は宿儺に刀を突き出しますが宿儺はそれを難なく手で掴んで止めますが、乙骨はそれを宿儺が細かい斬撃をチェーンソーのように纏い刃に触れずに刃を掴んでいるのだと見ます…

そう見るや、刀を手放し宿儺の腹部に打撃を入れ、宿儺な体勢が崩れると刀を取り戻し再び斬りかかる!

リカも援護していますが、宿儺は二人からの攻撃を防ぎ、かわし、乙骨の斬撃には細かい斬撃を纏い防いでいる事から、その斬撃の余波が乙骨の顔に斬り傷を作っていますね…

乙骨はその中で、今の状況を生み出したのは自分の手で羂索を終わらせたかったという思いが強く、それが招いた結果であり、全ては自分が悪いとか考えていたようです。

個人的には、もうそんなんいいから…と思いますが、乙骨にはそういうのが必要なんでしょうね…

何かに理由を求める人は、強くなるにも理由が必要…

結局、誰のせいでもないわけですが、乙骨はそれを原動力にして迷いを完全に断ち切れたようです!

真贋相愛

乙骨は領域『真贋相愛』を展開します!

かなり小さな結界の中の中に婚礼のイメージが見てとれますが、地面には無数の刀が突き刺さり、殺伐とした雰囲気…

宿儺は彌虚葛籠で防御体勢に入っていますが、乙骨は構わず刀を握るとそれで宿儺に斬りかかる!

また、当たったところで宇守羅彈を発動し、おそらく宿儺の斬撃に似たような効果を持つ斬撃として宿儺の顔面に斬り傷を作ります!

全ては自分のせい…だからこそ、この領域内で全ての決着をつけると、乙骨には最早迷いはない様子…

宿儺は受けたその一撃から乙骨と虎杖の策がどんなものであるかを察したようです…

伏黒の記憶から乙骨の術式はコピーであると知っている…

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領域の必中効果に対抗する為に自分が彌虚葛籠を使い続けねばならない事により腕と口を半分封じられる…

そこを領域内でのみ発動すると見られる無制限のコピー術式により自分を攻める…

しかし、切り札は虎杖…!

虎杖の『魂を捉える打撃』により自分と伏黒の肉体を切り離す…

それがこの二人が全てを終わらせる為に今、自分をはめている策…

宿儺を止められそうなのは、もうこの二人しかいないでしょうし、宿儺にとってもこの二人を葬ればあとは思いのままというところでしょう…

宿儺にとってゾクゾクするような楽しい時間が始まりそうですが、そんなに余裕が無さそうに見えますね…

呪いの王にも疲労はあるのではないかと思いますし、まさにこれが最終決戦になりそうですね!

以上、呪術廻戦 249 話の感想とレビューでした。来週の呪術廻戦 250 話の分析を続けましょう。 呪術廻戦 250 についての記事を予定しています。次のリンクにアクセスして読むことができます。🔜 呪術廻戦 250話 Raw – オンラインで無料で読む

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