キングダム781話ネタバレ考察: 田里弥は亜光を救えるのか? 第780話では全編中央の戦いの様子が描かれましたが、今のところ全て李牧の思惑通りというところですよね…王翦はそれに気づいているのでしょうか?
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頭佐砦攻めは?李牧の罠は?
信は頭佐砦に逃げ込んだ李牧を逆に追い詰めた状況になっていると判断して、頭佐砦を攻め落とし李牧を討とうとしているわけですが、それは河了貂でさえも気づけていない、李牧が最も厄介な存在であると見る信を本戦から遠ざけ釘付けにする為の罠…
信を釘付けにする事により、中央に布陣していた王賁と玉鳳隊をも秦右翼に移動させ釘付けにしているような状態であり、それだけでも秦軍にとってはかなり不利になり、罠として充分な効果があると思いますが、頭佐砦には更なる罠がある事が壁の口から語られていますよね…
確かに側から見れば突貫工事で作られた砦としか言えないような小さな城邑に逃げ込んだ李牧は追い詰められたと言える状況ですが、それも信が李牧の首を諦めない為に絶妙な加減に調整された信を逃がさない為の作りであるように思えますし、そこに信を討ち取れるような罠も用意されているはず…
過去にも色々と書かせて頂きましたが、頭佐砦はこの戦いで跡形も残らず壊れたとしても趙にとっては損失ゼロでしょうし、壁達捕虜に作らせた砦一つで信を討ち取れるなら安いものでしょう…
信を釘付けにするだけで完結している可能性もあるのでしょうが、あのまま攻められた落とされるでしょうし…
土塁の壁に何かを仕掛けているような気がしてならないのですが、壁が崩れたら終わりですしね…
もしかしたら、頭佐平原特有の気象条件があったりして、それを利用したりという可能性も考えるのですが、そこまで局地的な特殊な気象も考えにくい…
平原のど真ん中にあるわけですし、壁に凝った大掛かりな仕掛けをしているようにも感じられないですしね…
信を釘付けにする事で完結しているなら、絶対に攻め落とされないか、あるいは地下通路なんかがあり、更に逃走する為の砦だったりするのかなとも思います…
李牧はいないのに信は必死に砦を落とそうと頑張るとか…
亜光はやはり討ち死なのか?
亜光自体はかなりダメージを受けていますが、亜光軍にはまだそんなに被害は出ていないようで元気だと言える状況みたいですが、三万と同じ数の楽彰軍に二万のカン・サロ軍が加わり、亜光軍はかなりキツイ状況になり、また、李牧が思う結局最も厄介な男は信だったわけですが、やはり亜光も厄介であるのは間違いないですよね…
また、手負いの敵将を生き延びさせてくれる程楽彰とカン・サロが甘いタイプだとも思えないですよね…
おそらく亜光は集中的に狙われる形になるでしょうが、それでも亜光軍の強さは亜光がいてこそでしょうし、亜光自身が部下達に警護されるような形で戦うことに我慢ならないようにも思います。
元々、亜光はおそらく李牧の見え見えの罠に自分から突っ込んだ結果であり、自己責任だと考えているでしょうし、このまま終わるわけにはいかない…
ですから、今の状態からでも、たとえ差し違えてでも敵将の一人くらいは討ち取りたいと考えているでしょう…
それはそれで趙軍の思う壺にハマりそうな気がしますが、田里弥が部下達に何かやらせようとしていますね…
それがハマってくれたなら亜光は助かりそうですが、やはり亜光はこの戦で討ち死にしてしまいそうな気がしますね…
李牧は今回、本当に練りに練った策がバッチリとハマっているように感じられますが、王翦はそれを把握しているのか、または気づけてもいないのか…?
そもそも、守る側である李牧がこれだけの準備をしてきているのに対して、攻める側の王翦が何も用意せずに大軍を率いてきたわけではないようにも思います。
王翦はやはり何かを狙っている可能性があると思うのですが…
王翦に秘策はあるのか?
今回、王翦は誰かに何か指示を与えたり策を練っていたりするようなシーンが無いですよね…
これまでの王翦の動きは単に大軍を率いてきた凡庸な名前だけの総大将という感じに見えますよね…
何だかハナから勝つつもりがないようにも見えるのですが、一体何を考えているのか?
何かを待っているのか…?
閼与の戦いの後から非常に消極的に見える王翦ですが、やはり李牧が守っている限りは趙は落ちないと見ているのか…?
秦がこのまま史実通りに大敗して終わりというのは非常に面白くないと思いますし、そんなことはあり得ないと思いますが、実際に秦は戦とは別の方法で李牧と司馬尚を排除してしまいわけですから、その可能性もありうるかと思います…
王翦が何かをやってくるとしたら、おそらく李牧も想定していないだろう王翦自らが出陣し、青歌軍を迎撃するという展開…!
王翦自らが動けば中央軍の士気は爆上がりでしょうし、全く未知数の王翦の武力が実は非常に高かったという展開になるのも面白いと思います。
あの蒙驁も廉頗と一騎打ちして生き残っていますからね…
策にハマったなら、それ以上の策を持っているか、あるいはそんな策さえ吹き飛ばすような要素があるとしたら、圧倒的な武力でしょう!
稀代の名将である王翦ですから、必ず何かあっと言わせてくれると思いますから、それが非常に楽しみではあるのですが、何だか本当に史実通り、秦の空前の大敗だけが描かれるような戦になってしまうようか可能性も充分に考えられますよね…