ワンピース第1087話で、ガープは1000ポンドの髪の毛の前に立っています。 ガープを“死刑”から逃れる方法はあるのか?
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来週、ワンピース第1088話が予想より早くリークされます。 月曜日か火曜日の予定#ONEPIECE1088
— SPOILER PLUS 👒 (@spoiler_plus) July 15, 2023
ガープと巨漢船長達との激突。ガープ1人で全員を相手にしている様な暴れぶり。 |
タイトル、軍艦バックについて。ガープは修行の一環としてサンドバッグ代わりに軍艦を殴っていた |
クザンの弟子入り秘話。クザンから志願し最初は嫌がっていたガープもいつの間にか認める様に。 |
シリュウの不意打ちによりガープの腹に刀が刺さる |
クザンとガープのセカンドコンタクトは相打ち |
ピサロのシマシマの実の能力が猛威を奮う。海軍が一網打尽の危機? |
コビーを解放し早々に目的を達成したSWORD軍。任務難易度は低く見えるがこれもガープの圧倒的な戦闘力があってこその成果。
後は脱出するだけ。まるでマリンフォードの後半の様な状況もマッチしシリュウの一撃は衝撃的でした。
クザンの弟子入り秘話。この頃は何者でもないクザンが海軍でも特別な存在感を放っていたガープへと志願。当時は【燃え上がる正義】を掲げていただろうか?それにしても覇気が無い青年にしか見えない。
対してガープは精気が漲っています。何度も過去編で若かりし姿が描かれていますが今回のガープは特にフレッシュでした。
タイトルともなった修行方法【軍艦バック】
他の漫画作品でも度々破天荒な修行方法が描かれていましたが能力主義、対抗勢力覇気のワンピース作品で敢えて生身の拳をぶつける脳筋スタイル。ちなみにこの頃のクザンは覇気も習得していない。
ヒエヒエの印象が強いクザンですがこれを成し遂げたというと能力無しの白兵戦でも相当強そう。どこかスマートに戦うイメージが強かったのですがこれは意外。
イメージイラスト
ガープ→287センチ
クザン→298センチ
体格的にはほぼ同じ身長。重さに関してはガープの方が一回り上かな?ガープがやや下から突き出し、クザンが被せる様な形。
力を込めた交錯は互いにクロスカウンターとなり決定打にもなりかねない威力。
周りに波及する被害やバリバリの黒い稲妻の様な描写をみると【覇王色】同士の激突にも見えなくはありません。
しかしながら過去回想のエピソード、覇気と能力を封印しての軍艦バック修行を考えると単なるパンチの激突なんではないでしょうか?
とはいえ錬磨された拳は並の覇気使いのそれを凌駕するレベルに思えます。
正義は勝つ
うろたえるな‥
正義は勝つ!!
まるで敗戦ムード漂う様相。
シリュウの闇撃ちに加えてクザンとの相打ち。それ以外にも幹部勢との戦闘でかなり消耗がみてとれるガープ
孔雀やグルスなど実力者も控えますが今回の即席SWORD軍は側からみればガープ1強、リーダーの圧倒的な個で押し切るチームです。
故にガープの敗戦はそのまま任務失敗に直結しかねません。ガープクラスともなれば真っ向からぶつかって吹っ飛ぶ事も稀でしょう。この容態がチームに不安として伝播しこのまま海賊達に押し切られてもおかしくない流れです。
それでも不安そうなコビーを鼓舞するガープの言葉。ここからでも十分に勝機はあるのでしょうか?
読者としてもハチノスへと場面が移ってから漂っていた【ガープ死亡フラグ】を回収してしまうのではと焦燥感がつのります。
ガープ死す
単純比較こそできないがフラッシュバックし、よく似ている状況として挙げられるマリンフォードでの白ひげの最期
この時の黒ひげ海賊団はインペルダウンから囚人達を連れ出し、新生海賊団としての初陣。
とはいえ各々が実力者揃い。数もさることながら消耗した白ひげを討つには十分過ぎた。
凄惨な最期となりファンにとっても衝撃的ではありましたがあくまで、個としての白ひげ最強伝説を汚す事なく、数に呑まれたという形は終わり方としては良かったと思います。
ティーチvs白ひげとしては当時の白ひげが圧倒的な上。その強さは神格化され度々強さ議論に引き合いとして出されています。懸賞金ランキングも堂々の歴代2位。
そんな白ひげと渡り合ったとされるのが海軍の英雄ガープ。共に全盛期にやり合い大々的な決着はつかずだったと思われます。
金獅子のシキとの海戦でセンゴクと組んでやり合っていた印象が強いのですが個としての実力も言わずもがな。
そんなガープが個の対決で敗戦決着というの想像しづらい。あくまでクザンとの勝負は痛み分け。
このままシリュウの与えた傷が引き金となりコビーその他SWORD軍を逃す形でハチノスへ残り最後は群がった幹部達にやられるという最期になるのではないでしょうか?
ウォーターセブンに乗り込んできた頃から印象づけられたガープとコビーの師弟関係。
躊躇なく四皇本拠地に乗り込むあたりもコビーへの想いが見てとれる。
クザンが海軍を抜けた今その期待を一身に背負うコビー。
【コビーは海軍の未来】
マリンフォードで白ひげ海賊団がルフィを未来へと繋げた様にガープがコビーの為に命を張る展開へと発展しそうでならない。
1088話ネタバレ クザンの狙いは海賊時代の終焉にある
【だらけきった正義】と独特のポリシーを掲げるクザン。初回登場のルフィ達との絡みでは特にそれが現れていました。
とにかく面倒くさそうな態度。海軍大将とは思えぬ怠惰でした。
そんなクザンでもサカズキの掲げた【徹底的な正義】とは真っ向から対立。
オハラの事件から少し違和感のあった両者でしたが頂上戦争後のポスト元帥を巡り本格的な激突へ。
壮絶な闘いは脚をも失いボロボロになるまで激化。結局は敗れてしまいました。
【同期と殺し合うことになるとは‥】
と語っていた様に本望とはいかなかった様です。
それでも尚貫きたい正義があったのでしょう。
黒ひげ海賊団に加入してまで成し遂げたい本懐とは?察するに
【大海賊時代の終焉】
にあるのではないでしょうか?
根底に支配、撲滅すら感じるサカズキの正義。
負けた以上は海軍組織でこれに対抗するのは不可能。
ならば違った角度からの成就を目指す。
もともとは海賊を悪としてそれを取り締まる正義が海軍ですがクザン自身が海賊の頂点に立つ方法も手っ取り早い。
組織力のある黒ひげ海賊団に加入し自身が協力すればその力は盤石になるでしょう。海賊王、ラフテルといったパワーワードにも一気に近づけます。
最後の最後でティーチ達を裏切る前提ではありますが確率的にはかなり良い判断です。敢えて憎まれる事を厭わずにかつての同僚と対立し別口で悲願達成を目指す。
ある意味、孤高の存在と言えるでしょうか?
ならば恩師とはいえここで負けるわけにはいかない。
1088話ネタバレ 海軍の同期
好き放題に冒険し夢見る海賊達。ライバルや敵も多くキッドやローの様にどんなに名を挙げてもあっさりと潰えてしまう危うさもあります。
一方で歴史ある巨大組織【海軍】構成員の数は作中の組織でもずば抜けており、いざ戦力を集中するとなれば四皇をも呑み込むほどです。
これまで多く海兵が登場していますがサカズキの【同期】という言葉が気になったので拾ってみました。(決闘の際にサカズキが放ったセリフをクザンが黒ひげ海賊団のメンバーに説明しています)
引用.ワンピース1081話より
同期で殺し合うことになるとはな‥熱いもんが込み上げてくるわい
互いに不本意ながらも意見と方向性が対立し衝突は避けれなかったのでしょう。トップに近い役職だからこそ起こり得たバッティング‥‥と心情考察はさておき。
あれ?2人って同期なんだっけ?
→思い返すとそれらしきデータがあった様な
映画 FILM Zで登場したゼファー
付録の小冊子ワンピース1000巻にて年表が紹介されました。
ゼファーの教え子 |
一期生 サカズキ(23歳) ボルサリーノ(26歳) |
三期生 クザン(19歳) ※ゼファーと一番仲が良かった |
1年→1期だと仮定してもサカズキの入隊よりクザンの方が2年後。年齢も4つ違いなので同期というには少し不自然な気もします。
大将に抜擢された時期、ガープの弟子になった時期
これらを指して同期と呼んでいるのかもしれませんね。
サカズキもガープの弟子として精進した時期もあるのでしょうか?
ちなみにサカズキとボルサリーノは同期。これを尾田先生が勘違いしているなんてのもあったり?
1088話ネタバレ シリュウのスケスケが決定打に?
SWORD(海軍)vs黒ひげ海賊団幹部
今回の闘いを考える上で注目したいのは幹部勢の【悪魔の実の能力】
生身かつ熟練の覇気使いでもあるガープに対してどの様な戦いを見せるのか?
特にハチノスにいる幹部勢の中で戦局を変えるきっかけとなりそうなのが
ピサロ→シマシマの実
シリュウ→スケスケの実
唯一無二の個性ある能力。本拠地であるアドバンテージも加味すると騙し討ちするには持ってこいの能力です。
まずはシリュウが食べたスケスケの実の能力。
スリラーバークでアブロサムが駆使していた透明人間能力で当時はサンジの憧れでもありました。
ご存知の様に黒ひげ海賊団がアブロサムを誘拐し能力奪取。その後モリアが奪還に訪れますが新たにスケスケの実の能力者となったシリュウがモリアの隙をつきました。
引用.ワンピース952話より
同じ様なパターンですと記憶に新しいワノ国編
カイドウvsルフィに割って入ったゲルニカ
カイドウvsおでんに割って入ったひぐらし
第三者がカットインして邪魔をし、隙を作るなんてのも王道になりつつあります。
上記の2つの例ですと間接的に標的を倒していますが、特に厄介なのはシリュウ自体も基礎戦闘力を備えている事。能力抜きにしてもその剣捌きは見事。
スケスケの実で間合いまで入れば直接致命傷を負わせる事ができます。そんな大方の予想通り狙い通りガープを貫いたシリュウ。
その後は押し返されてしまいましたが展開を変えそうな一撃です。
野生の勘で捌けそうな一面もありますがルフィの様に人を騙したりおちょくったりする攻撃には滅法弱そうな心配もあるガープ。コビーを守るために突き飛ばすのがやっとの状況でした。
クザンとの闘いが激化する中でシリュウの不意打ちが決定打に繋がらなければ良いのですが‥
そして詳細が判明していないシマシマの実の能力ですがこちらは島全体に波及する能力です。海賊達の会話や様子を一手に察知できるので見聞色の強化版とも言える察知能力を備えています。
海軍の位置情報やメンツなんかはピサロに筒抜けになっていると考えて良いでしょう。
またピーカを彷彿とさせる様な形態変化。島自体が生き物の様に海軍達が乗る船をも襲います。