「ワンピース座談会」ガープはクザンが海軍を辞めた理由を知っている

「ワンピース座談会」ガープはクザンが海軍を辞めた理由を知っている

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「ワンピース座談会」ガープはクザンが海軍を辞めた理由を知っている: 第1081話、ガープはクザンに海軍に戻るように言ったり、迷う奴は弱いというセリフを口にしていましたが、ガープはクザンの真意を理解しているのでしょうか?

クザンは海軍に戻りたいのか?

第1081話、ガープは自分の一番弟子であるクザンと海兵と海賊として対峙する事になったわけですが、クザンに海軍に戻るように言った後に、迷う奴は弱いと言っていましたね…

「ワンピース座談会」ガープはクザンが海軍を辞めた理由を知っている

迷うという事は、自分の判断が正しいのか間違っているのか自信が無いというような状態を指すと思うのですが、ガープから見ればクザンはそういう状態にあるように見えるという事ではないかと解釈します。

クザンはサカズキとの決闘に敗れて自ら海軍を辞めたわけですが、完全に辞めてしまう以前にコビー達のようにSWORDという立場になるという選択肢もあったんじゃないかと思います。

SWORDになればサカズキの直接の部下というわけでもなくなるわけですし、それこそ自由に動けるわけですから、これまで悪として敵として対峙してきた海賊に転身する事もなかったんじゃないかと思います。
クザンは自分の意思でティーチの勧誘に応じたわけですから、海軍に対して未練はないんじゃないかと思うのですが…

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ガープはおそらくルフィと同じく人間の本質を見抜く目を持っているものと思うのですが、そのガープからしてクザンに迷いがあると見えた上でクザンに海軍に戻れと言ったのなら、やはりクザンには海軍に戻りたいという気持ちがあるのかも知れない…

しかし、何故、辞めてしまったのでしょうか?

クザンが海軍を辞めてしまった理由は?

個人的には、クザンが海軍を辞めたのは何か大きな目的があったからじゃないかと過去にも色々と書かせて頂きましたが、第1081話のティーチ達とのやり取りを見るに、辞めてしまった理由は非常に人間的な感情によるものが大きかったようですね…

傷心、苛立ち、みたいな言葉を使っていましたし、クザンは海軍を辞めてから目的もなく色んな土地を転々と彷徨っていたように感じられます…

おそらくティーチ達と出会い、初めて海軍以外に自分の居場所を見つけたというところじゃないかと思うのですが、そうだとしたら、やはりクザンはサカズキに敗れ元帥になれなかった事で目的と居場所を見失ってしまったんでしょうね…

サカズキとは方針や意見がマッチするわけもなく、また、サカズキの部下として働く事も受け入れられず、海軍にいる意味を失くしてしまった…

単純にそうだったような雰囲気ですよね…

SWORDという立場を選択しなかったのも、その立場では海軍を変革する事ができないという考えからだったと思うのですが、ガープからして迷いがあるように感じるとして、クザンはもう海軍を辞めてしまったわけですし、一度今のような立場になってサカズキがクザンを受け入れるわけもなく、クザンはもう後戻りはできないですし、また、クザンがティーチの勧誘に応えたという事は、やはりティーチに魅了されていると思うんですよね…

クザンはガープが何を言おうと、おそらく海軍に戻るような事はないと思います。

迷いを断ち切るチャンス

クザンはティーチに魅了され、ついていく事を決めながらも、まだ海軍に未練があるとするなら…

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クザンはガープ達がハチノスに殴り込んできたのは、自分の意思の強さの確認と、迷いを断ち切る為のチャンス…また、ガープという尊敬する師匠を乗り越える事ができるかという自分に対する試練として捉えている可能性もあるのではないかと思います…

ティーチがクザンにどんな夢を語ったのかわからないですが、おそらくクザンにとっては海軍で自分がやりたかった以上の魅力があるようなものだった可能性は高いと思えます。

しかし、それを果たすには乗り越えねばなない壁は高いし、何枚も存在するでしょうね…

ガープもその壁の一枚になるはずですが、クザンがティーチの夢に自分の人生を賭けているとしたら、今ここでガープを超えられか否かはティーチの夢を実現できるかどうかに直接影響してくると言えるでしょう…

クザンが自分の人生の選択を結果的に正しいものであったという事にする為には、今ここでガープを倒すしかない…!

この戦いはクザンにとって、選択に対する迷い、海軍への未練、師匠に対する思い、その全てを断ち切り、黒ひげ海賊団十番船船長クザンとして新生する為の通過儀礼なのかも知れないと個人的に感じています!

最後までお読み頂き、誠に有難うございました!

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