サンジの覇気まとめ！見聞色が得意？覇王色を使えるようになる？

ワンピースの主人公ルフィが船長を務める麦わら海賊団のコック、サンジについてワンピースの概要やあらすじと合わせて紹介します。また、新時代幕開け編より存在が明確に描かれるようになった覇気と呼ばれる能力についても解説しています。

サンジは海上レストランバラティエのコックでしたが、ルフィの誘いにより麦わら海賊団に入ります。ヴィンスモーク家の血統因子の操作により強化人間として生まれてきたサンジですが、失敗作と呼ばれ地下に監禁されていました。逃げ出した先の船も沈没し遭難してしまい、その後は赫足のゼフに拾われ育てられています。

覇気とは誰しもが持つ能力とされます。基本は「武装色」と「見聞色」の2種類で「武装色」は見えない鎧のようなものを纏い肉体が強化され「見聞色」は周囲の状況察知や予測などが強化されます。また、もう１種類特別な覇気とされる「覇王色」が使える者は王の資質があるとされ、相手を威圧する能力を持つ強力な覇気です。

ワンピースは1997年より週刊少年ジャンプにて連載されている人気漫画です。漫画以外にもアニメ、ゲームなど幅広く展開されており国民的少年漫画と言えます。人気の勢いは国内だけにとどまらず、海外でも人気で57か国で翻訳版の漫画が発売されており、発行刊数ではギネスにも載っています。

海賊王ゴールド・ロジャーが遺した財宝「ひとつなぎの大秘宝」(ワンピース)を求めて世界中が大海賊自体に突入しました。食べると特殊な能力を得る代わりに泳げなくなってしまう悪魔の実、ゴムゴムの実を間違えて食べてしまった主人公モンキー・D・ルフィが仲間たちと共に海賊王を目指す冒険物語です。

ここからはサンジが2年間の修業で習得した覇気について紹介していきます。サンジは現在「武装色」と「見聞色」の2種類の覇気を使えるとされています。なぜサンジが覇気を使えているのかが分かるのか、根拠や理由についてひとつひとつ解説します。

サンジと言えば華麗な足技が特徴です。技名も羊肉(ムートン)ショットや鞍下肉(セル)などコックのサンジらしい料理用語を使ったものが多いです。物語が進むと「悪魔風脚」(ディアブルジャンブ)や「魔神風脚」(イフリートジャンブ)と言った足が燃える技が出てきます。この足が燃える現象は覇気によるものだと考えられます。

新時代幕開け編前のサンジは自身が高速に回転することで起きる摩擦熱で足を燃やし「悪魔風脚」と言う技を使っていました。しかし、修行後の新時代幕開け編では回転せずに「悪魔風脚」が出来ています。この事から修行後に「武装色」の覇気の能力を思うようにコントロールでき、完全に「悪魔風脚」をマスターしたと考えられます。

武装色の覇気と言えば、基本は能力発動時に使った場所が黒く光りますが、人によって色や形状が異なります。サンジの「悪魔風脚」もそのひとつです。覇気は人間の意志の力が形になったものなので、「悪魔風脚」はサンジの足にまとっている覇気が、強い意志の力をもとに炎のような形状となり可視化できていると考えられます。

アニメ版ではワノ国編で初めてサンジが「武装色」で硬化しているシーンが出てきましたが、原作の漫画ではまだ登場していません。一応、「武装色」と「見聞色」の覇気を共に鍛えたと新時代幕開け編でサンジ自身が言っているので、これから原作の方でも「武装色」の覇気で硬化しているシーンが見られると思われます。

サンジが自分より強いと思われる敵の攻撃を避けたり、遠く離れた人の居場所や会話を感知しているシーンが多く見られるため、サンジは覇気の中でも「見聞色」の覇気が得意だと思われます。

ワンピース単行本でファンからの質問を募集している人気コーナー「SBS」で、作者の尾田栄一郎さんよりルフィは「覇王色」の覇気、ゾロは「武装色」の覇気、サンジは「見聞色」の覇気が得意だとあきらかにされています。

作中では仲間のナミやロビンなど女性キャラが助けを求めた時にサンジだけが気付くシーンが多く見られます。また、新時代幕開け編からは遠く離れた女性の会話を聞き取れる程のレベルに到達しており、女性の声を聴く能力に長けていると考えられます。

サンジと言えばかなりの女好きで有名ですが、覇気を使用しているシーンでは女性関係の時ほどより強い効果が出ているように見えます。このことからサンジの女好きが「覇王色」の覇気の覚醒につながってくるのではないかと考えられます。

ここからはサンジが実際に作中で覇気を使用したシーンを紹介します。「武装色」と「見聞色」の2種類の覇気をどのような時に使い分けているのか、シーンごとに詳しく解説していきます。

ホールケーキアイランド編にて、サンジは婚約者のプリンによって暗殺されかけた時にプリンのコンプレックスであった第3の目を褒め、暗殺を止めています。しっかりとした描写はありませんが「見聞色」の覇気を使用したと考えられます。

パンクハザード編で実験に利用されていた子供たちを助けるために敵を食い止めるサンジですが、戦っている時に離れた場所で叫んでいたナミの声を感知しています。元々女性の声に対してはかなり敏感に感じ取っていたサンジですが、覇気を鍛えたこともあり「見聞色」の覇気を使っているものだと思われます。

ホールケーキアイランド編にて、父ジャッジとの対決時にサンジがジャッジの槍を足で受け止めています。これにはジャッジもサンジが覇気を使ったことに驚いていました。このことからサンジはジャッジの槍を受ける際に「武装色」の覇気で足を硬化させたと考えられます。

ホールケーキアイランド編にてプリンのサンジ暗殺が失敗だと感じたカタクリは、サンジを攻撃して殺そうとします。しかし、サンジは見向きもせず完璧に避けています。カタクリは「見聞色」の覇気を鍛え過ぎ未来予知が出来るまでと言われていましたが、サンジはそれを上回る覇気でカタクリの攻撃を避けたと考えられます。

シャボンディ諸島編にて2年の修業を経て集合した麦わら海賊団ですが、すぐに海軍に追われてしまいます。しかし、サンジはゾロと共闘しパシフィスタと呼ばれる強力なサイボーグを一撃で破壊しています。サンジ、ゾロ共に「武装色」の覇気を使って撃破していると思われます。

パンクハザード編にて、サンジはドンキホーテ海賊団幹部のヴェルゴと対決します。サンジとヴェルゴのお互いの足技がぶつかった時に、サンジは足の骨を折られてしまいます。もちろん戦闘の際はお互いに覇気を使った対決になったと思われるので、これはサンジよりヴェルゴの「武装色」の覇気の方が強かったと思われます。

ここからはTwitterにてサンジの覇気について世間ではどう思われているのか、様々な意見の中からいくつか取り上げていきます。

作中でサンジはよく優しすぎると言われており、どんな強敵が相手でも誰かに助けを求められたらすぐに助けに入るところがかっこいいと人気です。また、「見聞色」の覇気で相手の強さが分かっていても飛び出していくところも合わせて考えると、よりかっこよさが際立ちます。

アニメ版ワンピースで初めてサンジが「武装色」の覇気による硬化を使用しているシーンが注目されています。サンジと言えば足元が裾で隠れていたり燃えていたりと武装色硬化が分かりづらいので、かなりレアなシーンと評判です。

新時代幕開け編以前は悪魔の実、モクモクの実を食べた煙人間スモーカーに攻撃を当てることすらできなかったサンジが、劇場版のSTAMPEDEで2年間の修業で体得した「武装色」の覇気によって攻撃を当てることが出来ています。作中では敵がどんどん手強くなっていますが、これからのサンジの成長に注目です。

ここからは例えば現実で「サンジがもしも〇〇だったら」を、サンジの作中から見られる性格やキャラクターに基づいてシチュエーションごとに考えていきしょう。

サンジがもしも会社の上司だったら、きっと面倒見の良い頼れる上司でしょう。叱るときはしっかりと叱ってくれますがフォローはしっかりとしていて、憧れの上司となること間違いありません。

サンジがもしも彼氏だったら、きっと一途で自分のことを大切にしてくれる良き彼氏になってくれると思います。他の女性にもニヤニヤしていそうなのがたまにキズですが、自分の彼女を最優先に考えて尽くしてくれるでしょう。

サンジがもしもYouTuberだったら、きっと料理系チャンネルで話題になっていると思います。詳しい解説や作り方のコツなどはもちろん、ちょっとした小技なんかも紹介してくれそうです。たまにゲストとして麦わら海賊団の仲間たちやバラティエの料理人なども出演していそうで毎回楽しい動画を投稿してくれそうです。

ここまでサンジの使える覇気について解説してきました。サンジはヴィンスモーク家3男と言うことで王子と言う一面もあり、「覇王色」の覇気の特徴の王の資質も十分にあります。また、女性が関わると覇気が強化されているシーンが多いため、女好きのサンジらしいやり方で「覇王色」の覇気に覚醒するのではないかと思われます。