ワンピース1092話以降考察
サターン聖が黄猿とルッチを救う?オハラ事件のオマージュ
エッグヘッド編はオハラ事件の再現というか続編というかオマージュというか…オハラ事件を更に壮大にしたような雰囲気がありますね…
オハラ事件はサウロという海軍を裏切り、まだ子供であるロビンだけでも救おうとして戦った唯一の救いの神はいたわけですが、結局は最初からどうにもならないような絶望しかないような事件でしたが、エッグヘッド編は滅ぼされるベガパンク側に海軍に対抗する戦力があったりベガパンク側から裏切り者が出たり、また麦わらの一味という強力な救いの神がいますね…
内容や状況は全く違うわけですが、世界政府がタブーとしている空白の100年について調べた者が世界政府に滅ぼされようとしている図式は全く同じなんですよね…
エッグヘッド編にその要素を盛ったという事は個人的には20年ほど前には世界政府に逆らった者は滅ぶしかなかったという状況だったのが、現代は以前よりも更に本気度を増したそういう弾圧の活動も成功しない…
つまり、天竜人と世界政府の思い通りにはいかなくなっているというような事を強調するような意味があるのではないかと思います。
世界情勢を見ても革命軍による聖地マリージョアへの直接攻撃という事件があったその直後に8カ国革命が発生するというような、民衆が世界政府…天竜人に対して直接的に反抗するという、これまでには無かった事が起こっている中、世界政府はコブラ王の抹殺、マザーフレイムの使用、更にベガパンクの抹殺という反抗勢力や不都合な存在に対する暴力的な弾圧の色を強めている…
それでも天竜人達の思うようにはいかなくなっているという状況を表現するような事件になりそうな気がします。
少なくともルフィ達はステラだけでも連れてエッグヘッドから脱出しエルバフに淘汰しない事には物語りは続かないわけですしね…
しかし、天竜人達と世界政府が『永い戦い』を終わらせるに必要だというマザーフレイムを自在に使える力を手に入れる事になる可能性は高く、エッグヘッド編は最終的にはそういう結果になるだろうと思いますが、麦わらの一味、ボルサリーノ、戦桃丸、パシフィスタ、天竜人という存在が絡んでいる事からしてもエッグヘッド編には2年前のシャボンディ諸島編のオマージュという雰囲気も感じられますよね…
シャボンディ諸島編のオマージュ
2年前のシャボンディ諸島編は、ヒューマンオークションに出品された友人ケイミーを救う為にルフィ達はオークションに参加したが、天竜人が友人ハチに発砲し重傷を負わせた事により激怒したルフィが天竜人を殴り飛ばすという大事件を起こした結果、島に黄猿ボルサリーノが麦わらの一味を討ち取る為にやってくるという展開だったわけですが…
ルフィ達はボルサリーノ、戦桃丸、パシフィスタの前に全く歯が立たず全滅するかと思われた
時に冥王レイリーとバーソロミュー・くまが救いの神として現れ、全員バラバラにされるも救われ、それが彼らの大成長に繋がっています…
今回、戦桃丸とパシフィスタは味方であったわけですが、ボルサリーノはルッチ達CPのエージェント達も含め、2年前とは比較にならない大戦力を率いており、また、やはりサターン聖もロズワード聖一家より遥かに格上の存在…
両陣営がスケールアップし、問題も天竜人への暴力事件ではなく四皇と世界政府の戦いへとスケールアップしている…
全てがスケールアップしているわけですが、第1091話ではルフィとボルサリーノが激突する展開になるようですから、やはり2年前のリベンジが成るかというのが、これからの展開の肝になるかと思います!
個人的に、ルフィはボルサリーノを無視して2年前のように逃げる事に集中するなんて事は通用しないし本人もそんな事は望まないでしょうから、おそらくボルサリーノを絶対に逃さないでしょう…
二人の戦いは中途半端にはならないと思いますし、おそらく、第1091話でルッチがステラを殺害しようとするようですから、ルッチも中途半端な行動はしないと思います。
それは海軍大将・黄猿ボルサリーノとCP-0総監ルッチを同時に失う事になる可能性が高いと思えるのですが…
サターン聖が二人を救う?
オハラ事件ではサウロ、シャボンディ諸島編ではレイリーとくまという滅ぼされようとする側には救いの神が存在したわけですが、今回のエッグヘッドでは立場が逆転するような展開になる可能性もあるでしょうね…
ボルサリーノとルッチが麦わらの一味によって同時に倒されてしまうという展開…
それで二人が死ぬ事にはならないように思うのですが、ルッチはともかく、ボルサリーノが単純にルフィに敗れて生き残るという展開も面倒ですよね…
おそらくボルサリーノは生き延びても現役ではいられない状態になるか、あるいはカイドウやリンリンのような最期を迎えるんじゃないかとも思います。
しかし、もし二人とも生き残るとしたら、彼らにとっての救いの神はサターン聖になるんじゃないかと思いますね…
サターン聖はおそらくレイリー達と同世代というような年齢じゃないかと思えますから、それこそレイリーのような役所…
セラフィム達を解放して二人を救うよう命令したり、あるいはサターン聖自ら二人を救い、五老星は得体の知れない強さを持っている存在だとアピールするような展開になるか…
サターン聖がエッグヘッドに来ているという事から、彼がずっと船の中に隠れて終わるとも思えない…
最期の最期にサターン聖がそういう存在感を示して、ルフィ達はエッグヘッドからエルバフにむけて飛び出すんじゃないかと…